2024年度の第4回成人講座として、「三岸節子記念美術館の企画展と常設展を楽しむ」と題する施設見学を、8月22日(木)午後1時30分より開催いたします。
昨年度につづく企画で、集合・解散とも、三岸節子記念美術館となります。
今回鑑賞していただく企画展は、「奥田元宋・小由女 ふたりの美術館」です。奥田元宋(1912~2003)は日本画家、妻の奥田小由女(1936~)は人形作家で、日本で初めて夫婦それぞれに文化勲章を受章しています。日本画と人形、異なる世界に生きながらも人生を共に歩んだ、2人の芸術家の作品をお楽しみください。
常設展は、パリ五輪にちなんで、「せつこさんのフランスだより」です。三岸節子が初渡欧を果たした1954年の素描作品や、1968年から20年余りのフランス生活の中で描かれた作品をご覧いただけます。
もちろん、企画展も常設展も、美術館学芸員のガイド付きで鑑賞します!
美術館の観覧料は500円です。一宮市内在住の満65歳以上の人は、証明書を提示すれば無料となります。
申込期間は、8月1日(木)~8月20日(火)です。申込用紙を公民館受付窓口のポストに入れてください。
定員は30名(先着順)です。申込期間内でも、定員に達した場合には受付を終了いたします。
愛知県中島郡小信中島村に生まれた三岸節子(1905~1999)は、日本における女性洋画家の第一人者です。画壇のビッグネームと言ってよいでしょう。彼女の作品を数多く収蔵した美術館が私たちの身近にあるというのは、実に幸せなことです。
三岸節子記念美術館に行ったことがないという人も、美術館の常連という人も、専門家の解説を聴きながら芸術作品を鑑賞できる得難いチャンスですので、こぞってご参加ください。