2024年度の第2回成人講座として、「地震への備え─能登半島地震の教訓を交えて─」と題する防災講話を、6月29日(土)午後1時30分より公民館大会議室にて開催いたします。
講師は、一宮市役所総合政策部危機管理課の伊藤謹司氏にお願いしています。
昨年度も、この時期に、危機管理課の本多昭治氏を講師に招き、「地震への備え〈自助・共助・公助〉」という防災講話を実施しました。2年連続で同様の講話を計画したのは、ひとえに能登半島地震により、私たちの地震への関心や不安が高まっているからです。
元日の夕方に能登半島を襲った、M7.6の地震は衝撃的でした。お正月気分が吹き飛びました。それから約5か月経っても、多くの住民が避難生活を余儀なくされています。新聞やテレビの報道を見ると、被災地の復興は決して平坦な道のりではないようです。1日も早く能登半島に元の活気が戻ることを祈るばかりです。
地震は時と場所を選びません。能登半島地震以降も、国内外ではたびたび大きな地震が発生しています。東海地方に関しては、南海トラフ地震が依然として脅威であり続けています。私たちがいつ被災してもおかしくないのです。
しかし、地震を恐れているばかりではいけません。「備えあれば憂いなし」の言葉通り、しっかりと地震対策をして、私たちの生命や財産を守ることが大切です。
では、どのような備えをすればよいのでしょうか?今回の講話では、能登半島地震に触れながら、備えの中身について具体的にお話しいただきます。
昨年度防災講話を聴いた人も、聴き逃した人も、ぜひ「今年度の防災講話」をお聴きください。この種の講話は何度でも聴く価値があります。一度聴いたから大丈夫ということはないのです。
参加費は無料です。参加を希望される方は、6月1日~6月24日の間に、申込用紙を公民館受付窓口のポストに入れてください。
今回は、少しでも参加しやすいようにと、土曜日の午後に開催することにしました。
とても大事な講話です。多数の皆さんの参加をお待ちしています。