成人講座の第2回として、7月23日(土)の午後、沖縄三線演奏会を開催しました。
本土復帰50年とか、NHKの連続テレビ小説「ちむどんどん」とかの影響で、沖縄が話題となることの多い昨今、三線の音楽を通して皆さんに沖縄を体感してもらおうという企画です。
当日は、役員・関係者を含めて36人が公民館大会議室に集まり、1時間半にわたって、心ゆくまで三線の演奏を楽しみました。
演奏していただいたのは、棚原美歌三線教室の皆さん。昨年度に続き、2度目の来演です。4人とも沖縄の伝統衣装を身につけ、見た目からも沖縄ムード満点でした。
演奏会は2部構成で、「安里屋ゆんた」から始まる第1部では沖縄民謡が6曲、第2部では「島人ぬ宝」「おじい自慢のオリオンビール」などの沖縄ポップスが6曲、それぞれ披露され、さらにアンコール曲として「てぃんさぐぬ花」が演奏されました。
このうち、「芭蕉布」「十九の春」「花」「涙そうそう」「童神」といった曲では、感染対策に留意したうえで、全員が歌詞カードを見ながら歌いました。また、手拍子や掛け声によって、一緒に演奏を盛り上げる場面もありました。
会場内は終始、和気あいあいとした雰囲気に包まれていました。演奏会の間、きっと会場のだれもが、三線の音色に魅了され、沖縄へ旅している気分に浸ったことでしょう。