2月5日(水)午前10時より公民館において、「2024年度(令和6年度)開明公民館 消防訓練及びAED講習会」を実施しました。
この訓練は、「開明公民館 消防計画」(防災教育及び訓練)第11条に基づき、年2回実施するものです。
1回目は町内会主催とし、町内会を中心に公民館を含む関係諸団体が集まり、11月17日(日)に尾西運動場グラウンド及び公民館で実施しました。
本日の2回目は公民館主催とし、連区公民館長・副連区公民館長及び同館受付職員・スポーツ課職員・シルバーの方の5名が参加し実施しました。
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まずは避難訓練として、スポーツ課 光川さんが火災報知器ボタンを押すところから始まり、料理実習室から火災は発生したことを想定し、2名の職員が避難経路の確保、避難誘導、非常用通報装置を使った消防署とのやり取りなど、連絡や各々の役割を確認しながら行いました。



次に、尾西消防署の宮﨑消防司令補及び奥田消防司令補の指導を受けながら、水消火器を使った消火訓練を行いました。
宮﨑さんからは、
- 大きな声で「火事だ!火事だ!」叫ぶこと。
- 速やかに消火器を抱え配置につくこと。
- 黄色い栓を抜いてから目標物にホースを向けレバーを握ること。
又、絶対にやってはいけないことは
- 最初に栓を抜かないこと
- 火に近づきすぎないこと
など、ポイントを教えてもらいました。


最後にAEDの講習を受けました。
宮﨑さんからは、胸骨圧迫のポーズを教えてもらい、実際に人体模型を使い圧迫を行いました。皆さんからは、垂直に体重が加えることができず、押し込みが甘く、「簡単そうで難しい!」と四苦八苦。
コツは、手のひらの基部(付け根)を胸骨に当てること、垂直に体重を加えるため肘を伸ばすこと、と宮﨑先生。
最後にAEDの使用手順について説明を受けました。
まずは、消防署員や救急隊が到着するまでに、まわりの人ができることは、胸骨圧迫→AED使用を繰り返すこと。
これで心臓痙攣や心停止状態から命を救うことができます。
また、AEDを探したり、119の電話をかけるときなど、救助のサポートを依頼する時は、必ず名前や服の色など、個人を特定できる指示(「灰色のコートに赤いマフラーのあなた」等)を出すことで、使命感が伝わり責任を持った行動ができます。


本日は訓練でしたが、いつ災害が起こるか分かりません。常に防災意識をもちながら避難できるよう心掛けたいですね。
防災訓練は、今年11月と来年2月に実施する予定をしております。安心してご利用いただけるよう、職員一同努めていますのでよろしくお願いいたします。